8月半ば、胡蝶蘭の花はとうとう萎れた。
萎れる順番は完全にランダム。
力の抜けた白い花びらが茶色くなったりする前に、直でつながる茎の方が色が薄くなり、折れ、これは終わりだな、と感じさせる。そうこうするうちに触るとポロっと取れてしまったり。
もう片方の株も同じ。最終的に「ト」の字の部分を全部切って(下の節の少し上あたりまで)次世代の花芽が育つといいな、という待機の時間になる、らしい。
最初の花が開いてから3か月。かなり長く楽しませてもらった。再生一年生としては上出来だった。
瑞々しい緑色の新しい根も生えてきているので、株の状態はかなり良いと思える。