園芸係数

突然入ったスイッチは、現在半押しくらいの状態です

蘭・パーフェクトフォーム

昨日の朝の段階ではまだまだ本領を発揮していなかった。

あれからもっと開き、いささか反り返って、こうなる。

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印象がだいぶ変わった。というかテレビでスターの楽屋とか大臣の執務室とかからの中継のとき見かける胡蝶蘭、確かにこういう花がズラッと並んでたわ。昨日のあれは本人も「…まだ変身を残しているが…?」という感じだったね。

いやしかしそれにしても、引き取ってから5か月くらいで花が見られてラッキーだった。一度きっちり咲いた後なんだから株を休ませた方が良いのはもちろんあるだろうけど、「上手くいくとこうなる」というのを一度でも示してもらえれば、「もっと管理を頑張らないと!」という気持ちにも自然になるというものだよ。

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にしてもずいぶん平たくなるもんだ。何を受信するわけでもあるまいに、パラボラアンテナめいている。観る側にとっては面積が最大限となる。観賞用の鑑ですな。

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花の中心にもレンズを近づけてみる。突起と呼ぶ部分、豹の頭みたいにも見える。

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萼(がく)というのか、蕾の表皮だった部分、かなり白くなって、そして裏返った。

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一番下の、牙みたいなのがある部分はリップと呼ぶそう。左右のはペダルだと。一度に覚えられるのはそのくらいで限度かな。萼という字は今後も書けそうもない。

蘭、咲きました

蘭~咲~きました~♪

www.youtube.com

スクーターの名前に漢字一文字ってのもよく考えたら大胆だなー

というわけで、朝起きたらこれ

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2021-05-17 06.55.46

やりました。成し遂げた。

昨日はエントリを公開してから慌ててホームセンターに黒いボードを買いに行ったんだけど正解だったと言わざるを得ない。白い対象を白い背景で撮ってもね。それでももっと黒くてもいいぐらいだし、もっと早くこういうものを導入して研鑽を積んでおけという話だけども。

昨日の夜はまだこんな感じだった。

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2021-05-16 20.24.46

耳の垂れた犬みたいな

これがじわじわと開いていくんだけど、3時間くらいたってもそんなには変化しないので寝た。どうなんだろ、外が明るくなってきたら急に開くのか、同じスピードであそこまでこぎつけたのか。タイムラプスで撮らないことにはわからないな。

というわけで朝の7時前、出来るだけ撮っておこうとバシャバシャ撮りまくった。

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この下顎に相当する部位の牙っぽいところが特に良い

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今朝はここまで。帰ったらもっと開いていることだろう

胡蝶蘭の花開く時!

昨日からかなり臨戦態勢だな、と思ってた。胡蝶蘭の一番でかい蕾。

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2021-05-16 08.25.41

未熟だとピーマンの実みたいでもあるけど、かなり色合いも薄くなり、筋が見えるというか、「ここで分かれるんだろうな」という線が判別できるようになってきた。

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大きさはこれくらい。5mって何だ。3センチ。

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カメラを回り込ませましょう。

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ちょっと犬の鼻と口あたりに見えなくもない。

で、これが10時を回ったらこう

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2021-05-16 10.48.22

パカッ

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なるほど、まずは下半分から開くんだ。

で、これを書いてる現在はこの画像撮ってから3時間経ってるんだけど、基本ここから変化はない。割とゆっくりペースなのかもしれない。

だから売り物になるんだってくらい、咲いてる期間もかなりありそうだしね。

営業再開

9か月更新なしとは。いや去年の秋頃からちょっと余裕なかったというか。それはまあ植物には関係なく、世話だけは一応してたけども。一応写真も撮ってたけども。あまつさえ種類を増やしてもいたけども。Twitterではつぶやいていたけども。でもそれも動かせる鉢のやつだけで、ベランダ組のことは自動給水なのをいいことにかなり放置してしまっているけども…

とはいえ年が明けて5月になって(去年の11月から)休眠状態にしていたアデニウムたちがぼちぼち活動を再開し始め、何となーくこちらの方も落ち着いてきたので、それに乗じてこっちのブログも再開しとこうかと…とりあえずザックリと…詳しく書くのは後ででもいいという精神で…

まずはアボカド。去年の5月1日から種を水に浸け栽培開始。Twitterにのみ書いててこっちには何も書いてなかったか。

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1枚めのが地表から高さ30センチくらい。2枚めのが45センチくらい。

ここに来るまで、こいつらが肥料をどんだけ必要とするのか実感として全く分かっておらず、かなり難儀した。発芽から一年とは言わずとも、半年かそこらくらいはこの立派な種から栄養を摂るんかなとか考えてた。全然甘かった。葉っぱが端から茶色くなるし、それを過ぎると萎びて落ちて茎だけになろうとした。というか一度なった。種を水に浸けて芽が出るまでも相当時間かかったけど、それから地面に植えてそうこうするうちに種の中身は使い切ると見てよさそう。そんなんで、あまりにも水と肥料を必要とするので、アメリカなどでのヘルシー志向?で需要が高まりまくって増産に追われる南米とかでは農地が痩せて水も足りず、どうしようもなくなっているという記事がいくつもあった。そして今さらながら個人的なことを言わせてもらえば何だか葉っぱそのものが変な森(ヘルヘイムの森みたいな)に生える不思議な植物めいたキツさがあってあまり好きではないし、図体がでかくなるわりに寒さには弱いということでこの先ますます出し入れなどかなり手間になるし、実をつけるなんて何年後か?そして現実的か?という話だし、ただただ難しい…厳しい…というところ。あとアブラムシがしつこく湧いてくるし、それら全部含めて根気がいつまで持つか。

続いて胡蝶蘭。去年の年末か、急に来た。

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近所に住んでる、ビルの清掃をやってる人が、テナントに入ってる人に咲き終わったやつを「全部処分しといて」と言われ、でも捨てちゃうのはもったいないかな…と思って持ち帰って、全部うちにくれたという。もったいない気持ちの横移動。

想像するに、展示用の鉢の中におさまっていたものを引っ張り出した形だろう。

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ひ…人の顔が!人の顔が写ってますけど! …じゃなくて、この透明のプラ容器にみっしり詰まった状態で来たので、年末は忙しいから一旦置いといて、それから年が明けて時間が出来たのでネットで調べて、とりあえずこのプラ鉢を切って中身を出して、

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根っこの中でギュウギュウに固まっていた水苔を崩してバラし、セリアで買った少し大きめの鉢に入れて、通気性とか水はけの良さとかを考えてヤシの実のチップとかそういうやつで埋めて、

最高と最低の両方の温度湿度が計れるやつを買って、夜でも10度を切らない場所を探して置いた。

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植え替えの過程で根を傷つけてしまったのか、出すまでに蒸れて傷んでしまったのか、しばらくは何枚かの葉っぱが先端から黄色くなっていったのでその都度、剪定した。

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茎と葉の接合部分(と呼ぶのか、根元というのも変な気がして)が茶色くなってカサカサになるんだけど、これは放置でいいのかな。

そして2月から少しずつ水をやり始めた。

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そうして3月になったら4株あるうちの2株が、茎の途中の節から芽が出てきて横に伸び、現在は蕾がいくつもついてそれぞれが少しずつ膨らんでる状態。

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こっちはこっちでかなり条件の難しい植物だし、今はいいけど夏のめちゃくちゃな暑さの時どうすんだ?という心配がある(エアコンの風には弱い、などあるらしく…)けど、ちょっと頑張ってみようかな、と思える。人徳というか、花徳だなこれ。

そしてアデニウム

アラビカムは、

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アラビカムさんこと0号と初期メンたちは無事に2回めの冬越えを果たし、

ソコトラナムたちも、

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発芽のときと同じく早めに復帰を果たした。

その裏返しとして、発芽も成長も遅めだったソマレンセとオベスムはどれもシワシワのままで、先端が完全に枯れてしまったように見える株もあり、これはちょっと、断水してる間のケアとかも何か必要だったのか、いやそもそもこの2種は実生一年めで断水して正解だったのか、とかそこまで気を揉む感じになっている。教則本に特に何も書いてない以上、一年めから他のアデニウムと同じようにやるってことだろう…とは思うけど。

その他、ベランダの野菜たちはアスパラガスとエシャレットをぼつぼつ収穫し続け、カーネーションの花もときどき摘んで、くらいにとどまっているので、まあニラ以外のプランターにも鉢にも雑草が生え放題で、軽く荒れてる。

まあそんな感じなんで、これからはあんま身構えずに軽い気持ちでエントリを再開してこうかな。

とうとう咲いた、カーネーションが

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7月の長雨と日照不足などもろもろ乗り越え、8月6日、ようやく最初の花が咲いた。この画像のはふたつめ。最初のピンク一色よりもこういう配色が好きだな。

それにしても本当に長かった。種蒔いてから優に10か月。10か月?!

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茎はあっちこっちにうねってバラバラの方向を向き、先端につぼみが出来て開花する直前にようやく真上に伸び、つまり収穫というか摘んで花瓶に生けてもバールのように曲がっている。つぼみのままで終わるのもいくつもある。

そして無事に開花したところで売ってるのと比べても花びらの数がかなり少ない。もっとこう、何重にもなっているのが完成形のはず。

うむ、難しい。カーネーションかなり難易度高い。課題しか残ってない。

こう、雑

特に書いてなかったけど去年シソを育ててた鉢に、蒔き残ってた種(かなり量があるので到底蒔ききれないなと思ってた)を蒔いてみたら明らかに蒔いた以上に生えてきて、隣り合ってる無関係な鉢からも勝手に生えてきて、足元の隙間からも生えてきてしまい、「去年のか…こぼれ種って本当にすごいな」と思ってたらこないだ置いた小さな鉢からも生えてきて「え、これ今生えたやつからもうこぼれたの?!」ってなって、でもどれも、それなりに大きくなってもあまりシソに見えない、何だかわからない割とどうしようもない代物になってしまって。

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最初は「今年は日照不足だからな…」とかまたもしつこく無理やりのんきに構えてたけど、ちょっと一枚千切ってみても何の香りもしなくておかしいと思い、調べたらシソという植物は交雑といって勝手にかけあわさって劣化しがちらしく、そういえば青じそだけじゃなく赤ジソも育ててた(それぞれの鉢が近いのもダメらしい。知るの遅い)けど全部がこんな感じの青でも赤でも何でもないやつで、葉の輪郭もギザギザですらないし、もう全部抜くことにする……

新しい種を買うか、もう諦めて苗を買うか…苗、割高な気がするけどまさに「ここまで育てる時間を買っている」ということなんだよな…ポテサラ*1みたいな…

*1:2020年7月当時、そういう話題があった。

9号回復してきた

療養中(つっても雨続きでどれも外で日光浴できてないので同じ環境だけど)のアラビカムの5号と9号だけど、9号の方が

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脇から新芽が出てきてまずはひと安心。

てっぺん辺りは何てんだろ、葉は完全に枯れて、幹も全体に焦げ茶でカリカリ気味になってしまった。ソコトラナムたちより深刻な気がしなくもない。

もうこういうわからないケースは観察経過を画像つきでまとめてプリントアウトしておいて、いつか国際多肉植物協会のイベントに行って質問コーナー(あるのかな…あって欲しいなそういうの…ベテランに相談できる系のやつ…)で根掘り葉掘り聞こう…本で調べても限界あるで…

あ、5号の方はまさに「シーン…」となってる、まあ9号と同じようにてっぺんのちょっと下から新芽出てくるんじゃ?と根拠なく楽観視してる。

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